百万人を笑顔にする「新しい日本式経営スタイル」ブログ

「エゴと不安」がなくなり「貢献と自立」をベースにした新しい経営スタイルを日本から世界へ

ワクワクする仕事をするべき? 良いワクワクと悪いワクワクの見分け方

最近「ワクワクする仕事をすべき」と聞く機会が増えました。

今日はワクワクについての記事です。

 

 ーー目次ーー

 

ワクワクする仕事に就けば・・

 

例えばユーチューブをいろいろ見ていたら

本田健さんもおっしゃっていました。

 

ワクワクする仕事であれば

努力を惜しまず続けることができるでしょうし

相手(顧客)にも、ワクワクがつながると思います。

 

それに、仕事中だけでなく

いつも、そのことを考えているわけですから

いやいや仕事をしている人との差は歴然とします。

 

 

例えば、チェーン店の雇われ店長

マニュアル通りに料理を作って終わりです。

 

一方、料理がワクワクするほど好きであれば

仕事以外の時間にも、美味しい店を探したり

雰囲気の良い店を参考にしたりします。

お客さんを喜ばせたいからですね。

 

 

マニュアルは

一定のレベルまで引き上げる効果は大きいです。

しかし、一定のレベルまで、、、なのかもしれません。

 

”食”が好きで飲食業に入った人が

一定のレベルを超えると、自分の店を持ちたくなる

というわけですね。

 

 

大きなチェーン店で

「大勢の人に喜んでもらう」

ことに意義を見つけた人は、チェーン店で頑張るのだと思います。

それそれで、素敵なことですね。

 

ただ、ちょっとワクワク感は少ないのかもしれません。

 

 

ただ、生半可な気持ちで

お店を持つことは、成功につながらないのかもしれません。

 

「ワクワクするけど、安易にチャレンジはできない」

そう思う人が、大多数だと思います。

 

 

 

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悪いワクワクってありますか?

 

「わくわく」って、良いことだと思っていましたが

悪いケースもあるようです。

 

 

これもユーチューブを見て知りました。

 

斎藤一人さんのお話からです。

 

 

恐怖を与えられて、そこからの逃げ出せる・・・

というワクワクはダメだということです。

 

 

例えば、こんなセミナーがあります。

  • 将来の年金は不安だ
  • 具体的な資料を出して説明がある
  • 年金が少ないと、こんなに生活が惨めですよ
  • 将来の不安が大きくなる

こうやって、不安を煽ったあとに

将来がバラ色になるような良い商品・サービスを紹介するわけです。

 

 例えば

1ルームマンションを買えば年金代わりになります・・・

すると、惨めな将来から解放される気になってしまうわけです。

 

このように

不安のあとに、逃げ道があると

ワクワクするケースもあるということでした。

 

 

たしかに

恐怖感を持ったままの判断は

間違う可能性があります。

 

ちょっと盲点でした。

 

 

恐怖心から発生する”ワクワク”ではいけないということですね!

 

 

 

お金が儲かるワクワクは、どうなのか?

 

それと

「お金が儲かる」というワクワク

 

う〜ん、これはどうなんでしょうか?

 

大した努力もしないで、お金が儲かる・・・

甘い話には、裏がありそうな気がします。

 

 

ということで

”お金が儲かるというワクワク”

は、ちょっと注意が必要だと思います。

 

 

 

 

ワクワクする仕事も、安易にスタートすべきではない

 

ワクワクする仕事をすれば本人も楽しいでしょう。

 

そして

どこかでモノを買うなら

そんなワクワクしている人から買いたいし

お茶をするなら

楽しそうに働いている素敵なお店に行きたいと思います。

 

 

ただ、ワクワクする仕事は、競争が激しい場合もあります。

雑貨屋さんとかカフェとか、、ですね。

 

 

軽い気持ちでスタートするのは

間違いです。

 

 

すでに同じようなことをしている人がいるのであれば

それ以上の努力をする覚悟が必要だと思います。

 

 

例えば、カフェや雑貨屋さんであれば

「働いてみる」

とか

「業界の仕組みについて調べる」

とか

 

ネットである程度のことはわかります。

 

 

安易に始めると

最初はワクワクしても

だんだん、心臓が

”バクバク”

してくるかもしれません。

 

 

ただ、創業者とかが

簡単にあきらめずに

成功するまで頑張れるのは、ワクワクしているから

という一面もあると思います。

 

 

カフェや雑貨屋さんのように

すでに多くの人がやっている仕事へのワクワク感は

お客さんとしてのワクワクかもしれませんよね?

 

一方

誰もしていないけど

こんなものがあったら世の中、楽しいだろうな

こんなサービスがあったら、みんな喜ぶだろうな

 

そんな未来を想像してニヤニヤしてしまう・・

そんなチャレンジングな仕事なら、やりがいもありそうです。

 

 

 

ちなみに

「ワクワクする仕事」だけが

素晴らしいわけでもありません。

 

そうでなくても、幸せに働く人も多いのです。

(この辺り、また、書きます)

 

 

みんながワクワクして働いている社会は素敵

世の中の人が

  • いやいや働いてる
  • ものすごく大変そうに働いている

そんな社会は嫌ですよね?

 

自分や家族も、みんな、疲れて

ストレス溜めて・・・

そんなのは困ります。

 

逆に、次のような世の中だったらどうでしょうか?

  • みんなワクワク楽しそうに働いている
  • お客様も、楽しそうにしている
  • 働く人は顧客に感謝されている

 

お客様に感謝されれば嬉しいものです。

疲れも吹っ飛びます。

やりがいもあります。

もっと、頑張ろうって思います。

 

 

どちらかの世の中が選べるとしたら、どちらを選びますか?

 

0か100か、というわけにはいきません。

完璧にではありませんが、

少しずつ、ワクワクが増えていく世の中にしていきたいと思います。

 

 

 

まだまだ、書きたいところですが

今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

会社が利益主義に走りすぎると歪みが出てくる ブラックな体質の一つの要因

前回

企業は”利益主義”と”貢献主義”の間に存在する

という記事を書きました。

 

c-mariage.hatenablog.com

 

今日の記事は

極端な利益主義に走ると、デメリットが生ずる

ということを書きます。

 

 

 

利益主義に偏りすぎると反動がくる

 

利益を追求することが極端になれば

いろいろと歪みが出てきます。

 

 

会社が利益重視が行き過ぎると

利害関係者とはどんな問題が発生するでしょうか?

 

会社の関係者はおもに次の5つ、あるいは6つです。

  1. 株主・資本家
  2. 債権者
  3. 取引先
  4. 顧客
  5. 従業員
  6. 社会、世間、行政

 順番に見ていきましょう。

 

(1)株主・資本家

アメリカのビジネス流に解釈すれば

当然会社は株主の下に位置するわけです。

株主が配当重視であれば会社は短期利益必達主義となり

経営者は利益必達が課せられます。

利益が至上命令になるというわけです。

 

この記事のテーマは

会社が利益主義になると発生する歪み

についてです。

 

会社→株主という方向への歪みはあまりありません。

逆の流れですね。

 

 

また

オーナー社長だったり

小さな同族会社であれば

「経営者=株主」

なので 、こちらの場合も

会社→株主という方向への歪みはありません。

 

(2)債権者

例えば銀行から融資を受けていれば

立場は会社よりも、銀行の方が上です。

 

会社は銀行から影響を受けることは大いにありますが

会社の行き過ぎた利益主義が銀行に影響することは

あまりありません。

 

稀に

消費者などを欺くようなビジネスをしている会社に

銀行が融資していて非難を浴びることはありますが。

 

 

(1)の株主と同様に

会社から債権者への影響はあまりありません。

 

 

(3)取引先

会社が極端な利益主義になると

下請け業者に圧力をかけます。

 

「安く納入してくれ」

となるわけです。

 

ひどい場合は

ちょっと言葉が悪いのですが

”下請けを食い物にして”

自分が生き残る道を選びます。

 

 

ちなみにこの企業が下請けだった場合

その元請けに影響が及ぶでしょうか?

 

サンプルは高品質だが納入品は低品質にして利益を得る

とか

バイヤーを接待で取り込んで、売上につなげる

など

多少の影響はあります。

 

しかし

元請け業者は、下請け業者から強い影響は受けません。

 

 

 

(4)顧客

顧客も行き過ぎた利益主義の影響を受けます。

 

  • 悪い品質のものでも平気で提供して利益を得るケース
  • 強引な契約をしてしまうケース

などなど・・・

 

利益のためには

手段を選ばなず売上を作るようにになったり

利ざやの大きな商品を売り込もうとするわけです。

 

 

 

 

(5)従業員

一番に影響を受けるのが従業員かもしれません。

 

まずはノルマ必達の空気です。

 

売上が厳しい時は 

「過剰なノルマ」

が課せられるでしょう。

 

 

 そして利益至上主義のため

「ブラックな体質」

になったりもします。

 

管理職は利益必達のストレスで

できない部下にたいして

攻撃的になるケースもあります。

それが常態化するとブラック企業となるわけです。

 

最初は責任感から始まったのかもしれませんが。

 

 

 

場合によっては最初から従業員を食い物にする・・

 

考えたくもありませんが

 

例えば

従業員を営業として採用し

高額品を従業員の親戚や友達に売りつけて

それ以上売れなくなれば、解雇してしまう・・ 

 

そんな企業もあるようです。

 

 

 

(6)社会、世間、行政

利益主義に走ったとしても

問題が表面化するまでは、社会全体への影響はありません。

 

しかし問題が大きくなると

社会への影響が出てきます。

 

たとえば

「マンションの耐震性能偽装」

が社会問題になれば

同業者にも影響が出ます。 

 

しかし

メディアも世間も他人事というスタンスです。

 

 

顧客のように直接の影響を受けるわけではありません。

 

 

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利益主義は弱肉強食

 さきほどの記事をまとめてみます。

 

(1)利益至上主義の影響をうけるのは

  • 顧客と従業員、下請けの取引先

 

 

(2)利益至上主義の影響を受けないのは

  • 株主(資本家)、債権者(銀行)

 

 

弱いものへ影響が及びます。

まるで弱肉強食のようです。

 

 

利益主義があまりに行きすぎると

居心地が良くないと思いませんか?

 

そこまで攻撃的に利益を得たい

と思わない人のほうが多数派だと思います。

(これは日本の話です)

 

 ただ、組織に属してしまうと

色々な力が作用して染まってしまう人も多いとおもいます。

 

 

 

行き過ぎた利益主義からの脱却はできるのか?

 

すぐに

とは言えませんが、脱却できると思います。 

 

 

わたしは

「貢献主義に移行する段階がきている」

と、感じています。

 

なんとなく今の仕事の進め方に

嫌気がさしている人が多いからです。

 

 

そして

良い条件が重なってきました!

 

インターネットを利用することで、小規模な資本でも

さまざまな事業が可能となってきています。

 

他にも社会情勢で追い風となっていることがたくさんあります。

(いずれ、記事にします)

 

 

ただ

いくつかのハードルがあります。

 

 

  1. 企業が利益主義から貢献主義への経営方針を変換すること
  2. 個人が依存から自立への道筋をつけること
  3. ・・・・他にもいくつか・・・

 

書きたいことはたくさんありますが

今日のところはこの辺で。(1944字)

 

 

 

会社の存在意義は? 〜利益主義と貢献主義の両極の間に存在する〜

この記事では

会社の存在意義について書いています。

本に書いてあることではなく

ある経営コンサルタントの一つの見解です。

 

 

ーー目次ーー

 

 

会社の存在意義 2つのモデル

 

会社の存在意義について

極端に対極な2つの事例を挙げます。

多くの会社はこの二つの特性の中間に位置するはずです。

 

(1)利益を追求する集団

 

資本主義では

会社は営利を目的とした法人です。

 

会社の所有者である株主は

「利益を上げること」

を目的に出資しているわけです。

 

もちろん不法行為をしてまで

利益を上げるわけではありません。

 

このように利益を求めるために企業は存在するという価値観の会社を

このブログでは

「利益主義の会社」

と呼びます。

 

別に否定もしませんし

非難もしません。

 

合法的であれば、問題は何もありません。

 

 

もうひとつのスタンスはこちらです。

 

 

(2)顧客へ貢献し、その対価を得る集団

 

顧客にそれなりのメリットがなければ

そもそも売上が立ちません。

 

どの会社も顧客からの売上があって

存在しているわけですから

「顧客の満足、顧客の利益があってこそ会社は存続する」

という考え方です。

 

会社の存在意義は

「顧客利益・顧客満足のためである」

言い方を変えると

「顧客あるいは社会に貢献するために会社は存在する」

わけです。

 

このブログでは

このような価値観による会社を

「貢献主義の会社」

と呼ぶことにします。

 

 

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「会社は、利益を追求するために存在する」

という考えと

「会社は、社会に貢献するために存在する」

という考えがあるわけです。

 

 

どちらも、一理ありますし、

両方の要素を持ち合わせていると思います。

 

両面性があるということです。

 

 

企業を利益主義の一面から見てみましょう。

 

 

あなたは生活費をどうやって稼ぎますか?

 

個人で事業を営んでいないのであれば

会社などで働くということになります。

 

「生活費を稼ぐために会社に所属する」

というのは

多くの人が考えていることだと思います。

 

 

給料をいただくためには

当然、会社に一定の利益がなければならないわけです。

 

ボランティア団体に参加して

無償で奉仕するのは悪いことではありませんが

収入のない人は、まず収入の確保が優先です。

 

 

では会社をどんな基準で選びますか? 

 

「給与も含めて、いい条件の会社に入りたい」

と、誰だって思うでしょう。

 

学生だったら

「将来の安定している会社に入りたい」

 と思うかもしれません。

 

そんなふうに考えるのは

自らの利益を考えているからです。

(もちろん、悪いことではありません!)

 

このように

「各自の利益を重視した人の集合体として社会から利益を得る」

それが会社の一つの側面です。

 

 

 一方

 貢献主義の考え方は次のような感じになります。

 

幸せに生活するためには

衣食住を始め、いろいろなモノやサービスが必要となります。

 

自分で、食材を生産し、衣服を作り、家を建てて、、、

でも、スマホは自分では作れないなあ・・・ 

自動車だって、一人では作れない・・

 

いろいろな人の能力や労働に支えられて

より良い生活ができるわけです。

 

つまり

一人で全てのことをまかなうよりも

得意分野を役割分担した方がより良い生活が送れるわけです。

 

お互いに

貢献し合うことで、豊かな生活になります。

 

理屈を言えばそうかもしれないけれど

社会や顧客に貢献しようと思って

企業を選ぶ人は、割合としては少ないような気がします。

 

今の日本において会社の存在意義は

「利益主義」と「貢献主義」の間にあるとは言え

かなり「利益主義」偏っていると思います。

 

 

 

 

 

 

会社の存在意義は薄れている

 

ここで

会社で働いている人にお尋ねします。

 

普段仕事をしている時に

あなたの会社の存在意義について考えていますか?

 

考えている人は少ないと思います。 

 

 

普段考えていることは

 

「業績を上げなきゃ」

とか

「ノルマを達成しなくちゃ」

とか

「目先の仕事をこなさなきゃ」

 

そんな感じで仕事に追われていて

それ以外のことを考えてたりする暇はありません。

 

 

 

あるいは

 

「次の会議までに、いいアイディアを出さなくちゃ」

とか

「来期の計画・・・。どうしよう」

とか

そんな利益が出る未来を作り出すための作業に腐心していたり

 

 

「クライアントの要望を予算以内でクリアするには、どうすればいいだろう?」

とか

「これじゃあ、顧客と上司の板挟みだよ。どうやって上司を説得しよう・・」

などと、まわりをまとめるのに苦労していたりするのではないでしょうか?

 

 

そもそも

会社の存在意義なんて

いちいち考えたりしませんよね。

 

 

会社を経営する側だって

利益を出すことがいちばんの目的になっているはずです。

 

  • 株主の期待に応えないといけない
  • 利益を出さなければ出世できない、評価されない
  • 会社の存続のためには利益を出さなければ・・・

 

そもそも

会社に利益をもたらす人だから

出世したり、経営を任されているわけです。

 

 

経営責任という言葉があります。

 

不祥事の監督責任を問う時にも使われますが

普段は

「経営目標を達成したかどうか?」

を問うときに使われます。

 

 

 

 

最近では

会社の存在は利益を出す集団

という暗黙の了解があるようです。

 

 

欧米のビジネス理論によれば

株式会社は株主のために「利益を追求する」ことがミッション

ですから

当然とも言えます。

 

 

経営陣は株主のために利益を追求するのは当然だし

従業員は経営陣のために利益を追求するのは当然です。

 

 

ただ、利益主義に偏りすぎるといろいろな問題が起こります。

次回はその問題について書いてみたいと思います。 

 

まだまだ、書きたところですが

今日のところは、この辺で。

 

 

 

 

会社のなかにあるエゴ 〜消極的なエゴ

前の記事では、パワーエゴを紹介しました。

今度は「消極的エゴ」についての記事を書きます。

 

 

c-mariage.hatenablog.com

 

 

 

消極的エゴとは?

 

エゴと言っても、どちらかというと

周りに気を使ったりできる人のエゴです。

 

よく言えば、空気の読める人です。

悪い言えば、流される人でもあります。

 

 

例えば

会社の方針があまり良くない場合

あるいは

はっきり言ってかなり良くない場合

 

そう思ったとしても

ことを荒立てるようなことができません。

 

 

それは

問題を起こしたくない気持ち

角が立つことを避けたい気持ち

があるからです。

 

協調性が大事ということです。

 

 

もし

意見を言ったら

自分の立場がまずいことになる・・・

と、想像しているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

明らかな不正行為を会社ぐるみで

している場合を考えてみましょう。

 

 暗黙の了解であったり

あるいは

不正をするように指示があったりして

会社や組織が明らかな不正をしている場合に

「これって、まずいんじゃない?」

と言えるでしょうか?

 

 

良くないと、わかっても

「この業界では、みんなやってるから」

「今の経済状況ではしょうがない・・」

などと、上司から諭されたり

 

あるいは、言われなくても

自分で自分を納得させて

不正を続けてしまう。

見て見ぬ振りをする。

 

 

 

良心はいけないと思っているのに。

 

 

 

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個人のエゴというより

組織のエゴに負けた・・・

という感じかもしれません。

 

 

このように

組織のエゴに負けてしまうエゴを

このブログでは

「消極的なエゴ」

と呼ぶことにします。

 

 

これはエゴではなく、協調性では?

 

 

そんな声も聞こえてきます。

日本人は、自分の意見を主張するより

全体の空気を読む傾向にあります。

 

みんながバラバラのことを

それぞれ主張しても、ことは進みません。

協調性は大事な能力です。

 

しかし

不正を見て見ぬ振りをする

のは良くないことです。

 

保身です。

 

「自分がかわいいから」

 ですね。

 

 もちろん

集団で暴力を振るうとか

詐欺をするとか

程度が過ぎれば・・・

 

不正を指摘しないまでも

もう、その会社にはいられないと思います。

 

 

やはり不正を見て見ぬ振りをするのは

消極的ではありますが

「エゴがある」

と思います。

 

 

消極的エゴの人は、悩んでいる

 

不正を見て、見ぬふりをしなくてはならないのは

本人にとって苦痛です。

葛藤があります。

 

強い葛藤が続けば、心を病むかもしれません。

 

「今、会社をクビになったら困る」

「まわりから裏切ったと思われる」

そんな気持ちがあるだけで

口に出せない人も多いと思います。

 

平気で不正に加担する人と比べたら

このような人は守られるべき人です。

 

しかし

大きな不正に携わって入れば

外からは見れば「悪い人」

ということにもなります。

 

悲しいことです。

 

 

 

真面目で、周りに気を配れる人のエゴには

攻撃性はありません。

ただ、保身するだけです。

 

 

 

消極的エゴをなくす対処法はあるのか?

 

今すぐ、解決はできなかもしれませんが

対処法はあります。

 

 

例えば、10億円の資産を持っていたらどうでしょうか?

 

そんな会社に無理をして所属している理由がありません。

 

 

または

この会社を辞めても

今の年収くらいの職が保証されていたらどうでしょうか?

 

やはり

無理して、働き続ける必要なありませんね。

 

 

 

つまり

 

消極的エゴの原因となるのは

「生活費を失う不安」

です。

 

対処法は

「経済的に自立する」

または

「収入を得る力を持つ」

ことになります。

 

 

 

 

パワーエゴと消極的エゴの関係

 

パワーエゴにとって

消極的エゴは、都合よく利用できるのです。

 

生活への不安があるため

多くの人が

「嫌な仕事でも我慢して働き続けている」

という現実がある・・・・

そんな側面があるようです。

 

 社畜などという言葉があるそうです。

マスメディアが使うべき言葉ではありません。

そんな風潮を広めたいという意図でも

あるのでしょうか?

 

「そんな状況でもしかたない」と

思ってくれれば、パワーエゴは得をします。

 

 

この辺りの話は尽きませんが

今日はこの辺で終わりにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社の中にある強烈なエゴ 〜出世する人はどんな人?

私が考える新しい日本の経営スタイルでは

貢献自立を基本原理としています。

 

そこで

貢献とは真逆の概念の「エゴ」について

思ったことを書くことにしました。

まずは偉い人のエゴです。

 

ーー目次ーー 

 

エゴがまかり通る会社

 

会社の中では、エゴ(自己中)が

蔓延しています。

そりゃ誰だって、エゴがありますからね。

私にも、当然あります。

 

でも、エゴが過ぎるといろいろな問題を

引き起こします。

 

 

 

今回の記事は、エゴの中でも

出世する人、出世した人にスポットを

当ててみました。

 

 

 

あなたの会社ではどんな人が出世しますか?

 

「絶対に出世したい」と

強く思っている人が出世することが

多いようです。

 

もちろん、意欲だけでなく

ある程度の実力も必要ではあります。

 

会社を引っ張っていく情熱を持っている人が、

経営層にいるべきですから

熱い人が上から選ばれるのは

当然の事と言えます。

 

 

 

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(例外) 

中には、出世意欲はそれほどでもないけれど

上から引き立てられて

課長や部長になる人もいます。

 

営業部は意欲的な人が出世しますが

経理部門では、こんなケースも多いようです。

 

それと

人材不足の中小企業では、営業部でも

このような人事があります。

 

 

多くの中小企業では

ほんとうに人材不足です。

 

経営コンサルタントとして企業をう訪問すると

・・・・・

ふさわしい人間がいないから

なんとなく年齢で選ばれたりしている

ことが多いというのが現状です。

 

 

もうひとつ例外的なパターンです。

 

創業者のご子息であれば

当然のように出世します。

社長、会長にえこ贔屓された人も

出世します。

 

 

話を戻します。

 

 今日のブログの主人公は

「出世意欲の強い人」です。

 

出世する人、出世した人は

上から見て

会社を任せるにふさわしい人物

に見えているはずです。

 

 彼らに、ぬかりはありません。

 

 

そう、単なるわがままなエゴの人は

出世できません。

巧妙で優れたエゴの人が

出世していきます。

ひょっとするとエゴの自覚がない人

もいるようです。

 

 

 

出世意欲のある人の目的は?

 

出世意欲のある人は

  • お金が欲しい
  • 権力が欲しい
  • 大きなプロジェクトで自由に采配を振りたい
  • 部下が欲しい

 

こんな感じでしょうか。

 

それは誰のためかといえば

お金のため、自分のため、家族のため、

です。

 

会社のためでも、

顧客のためでも、

株主のためでも

ありません。

 

このあたりに、問題の種が潜んでいます。

 

例えば、こんな人はいませんか?

 

 

「部下に非常に厳しく、強引に売上を作る人」

 

そんな人が上司だったら

部下はどうでしょうか?

 

睨まれたり、罵倒されたら、

平常心ではいられません。

 

部下の中には

かなり強引な営業で「一時的な売上」を

作ってしまう人もいるでしょう。

 

中には、不正してでも

帳尻を合わせる人も出てくるかもしれません。

 

そしてそんな上司は、在任中に売上を伸ばし

現場や下請けが疲弊する前に

華麗に異動していくのです。

 

結果的には

顧客が離れて行く方法を使ったとしても

評価が下がるのは後任者だったりします。

 

 

上層部は

「やはり、ある程度は厳しくしないと

 売上はできないな」

 

「最近の若い奴らは

 やっぱり甘えてるからな」

 

などと、上がった数字だけ見てこの人を

よくできる人という評価してしまうものです。

 

 

 それから、こんな人もいませんか?

 

「出世レースを勝ち抜くために手段を選ばない人」

 

大手企業では、当然ライバルも多いものです。

「 自分の成績を上げて上層から認められる」

ための努力を超えて..

 

いや、外れて

さまざまな行動に出ます。

 

政治の世界でもライバルを失脚させて

長期政権を握ろうとすることもあります。

平たく言えば、足を引っ張るということですね。

 

 

また、売上予算を達成するために

取引先と特別な契約をかわすこともあります。

持ちつ持たれつというやつですね。

ルール違反も平気にできる人もいます。

 

 

このように大きなパワーを持ったエゴの強い人を

このブログでは

「パワーエゴ」

と呼ぶことにします。

 

 

 

 

どんな問題が起こりうるのか?

 

経営判断能力

一つは、経営判断能力の問題です。

 

 この人たちは

真の顧客志向でなく

出世するための顧客志向だったりします。

 

上層の気持ちを理解しているので

上層に受ける顧客像を作り

そのための施策を提案します。 

 

上層部は

「うん、素晴らしい」

「この会社を託すのはこの人だ」

と思うのです。

 

この時点で、上層部も顧客を見失っている

可能性が高いわけですね。

この上層部も

もともとは同じタイプの人なのかも

しれません。

 

社歴の長い会社はパワーのある人たちが

順繰りに出世してケースも多いのです。

引き上げる側も、引き上げられる側も

経営判断能力に欠けているという

不幸な事態も時々あるようです。

 

隠蔽体質

二つ目は、隠蔽体質です。

自分の体裁を守るために

不都合な事実は報告しません。

 

一番大切なのは、自分の権力拡大です。

報告すべきか・・・

その判断基準も、自分の出世のためが基準です。

そのためコンプライアンス

ないがしろになります。

 

 

 

ブラックな企業体質

また、パワーエゴの人は

自分の部下や取引先を

「自分の出世のための道具」として扱います。

 

当然、役に立たない人には

価値を感じません。

場合によっては

ひどい対応をすることもあるでしょう。

 

 

 

 

 

パワーエゴがまかり通ると

企業風土はどうなるのか?

 

普通のエゴの従業員は

真面目に働くのがアホらしくなってしまいます。

 

それでも、

自分の生活を守るため、

家族を守るため、

それなりに働く選択をするのです。

 

 

何かおかしいと気がつきながらも

気がつかないふりをするしかない・・

 

食うためにはしょうがない・・とかね。

 

 

 

対処の方法はあるのか?

 

対処の方法はいろいろあります。

それが、このブログの目的でもあります。

 

短期的には難しい部分もありますが。

この方法については、

またの機会に、書くことにします。

 

 

今日のところは、ここまでにします。

 

 

 

c-mariage.hatenablog.com

 

 

はじめまして

このブログについて

 

「新しいスタイルの企業経営」について

思いついたことを

忘備録的に書きためるために

始めたブログです。

 

とりあえずは順不同ということで

よろしくお願いします。

 

 

検索されて、誰かに読まれたりするとは

あまり考えられませんが

・・・・(笑)

 

共感される方がいたら、嬉しく思います。

 

 

 

 

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プロフィール

ある程度、記事がたまったら

詳しいプロフィールを書かないと・・・

と思っています。

 

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